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日本における再生可能エネルギー普及の現状

日本において、再生可能エネルギー発電の普及が進み、2018年度には自然エネルギーの全発電量に占める割合が17.4%に達しました。(NPO法人環境エネルギー政策研究所データより)
特に太陽光発電の導入が急速に進んだ九州においては、需要の少ない時期の晴天の日中に、九電管内の需要を超える発電量が見込まれることから、2019年に出力制御が実施されました。
  ※出力制御とは、発電した電力が使われずに破棄されること。
今後も再生可能エネルギーを普及促進させるためには、昼間の電力消費を増加させることが必要です。

昼間の電力消費を増やすために(卒FITへの対応)

再生可能エネルギーの発電比率を高めるためにFIT(固定買取制度)が進められてきましたが、2019年11月より固定買取制度終了(いわゆる「卒FIT」)する需要家が出てきます。これまで1kWhあたりの買取価格48円が、5分の1程度になってしまいます。その価格であれば、深夜割引料金でお湯を沸かすよりも昼間に稼働させて自家消費する方が需要家にメリットが生まれます。
卒FITの需要家が積極的に給湯機を稼働させることで、昼間の電力需要を増加させることができます。

昼間お湯を沸かすメリット

ヒートポンプ式給湯機は外気の熱を吸収してお湯を沸かす仕組みです。従って夜間よりも気温の高い昼間湯沸かしをする方が効率的です。
また、お湯の多くは夕方から夜間に使われるので、前日の夜中に沸かして保温しておくよりも日中沸かすほうが保温時間が少なくすみ、エネルギーのロスを防ぐことができます。

新電気料金メニュー「SUN給プラン」

10時から14時までの電力料金を、従来のナイトタイム並みの価格にしました(サンタイム価格)。これにより、曇りや雨の日に充分に太陽光で発電できない卒FIT需要家も、安心して昼間にヒートポンプ式給湯機を稼働できるようになります。
また、電力供給を行う地域新電力会社にとっては、比較的原価の高い深夜の電力需要が減少するため、収益的な改善が見込めます。

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